仮想化を見直そう

新年、初日記です。
これまで読んでいただいていた方、すみません。長い目で見てください。


さて、最近仮想化は便利なのではないかと見直して見たことがある。
以前、「仮想化は誰のため?」仮想化は誰のため? - 誰かに任せておけないストレージという日記を書いて、ストレージ仮想化とはどのような技術なのかを説明してみました。

ストレージ製品を販売しているベンダに左右されず最適なストレージを導入することができて、高速バックアップが実現でき、将来的には災害対策まで考えられている製品だということを紹介した。また、アプライアンス製品もあるが、エンジニアとしてはスイッチ上で実現して欲しいことも書いている。

仮想化が一番良いことは、オンラインでディスク追加ができることではないだろうか?
ベンダに左右されずに導入できるといってもそれぞれのベンダで管理方法は違うし、監視方法もストレージ製品によって異なる。バックアップも筐体をまたいでは難しい。スイッチ上で実現するには各社の足並みが揃わないなど問題が山積みです。

それでも仮想化を検討するのは、ずばり「ストレージがもう止められなくなっているので止めたくない」という一言に尽きるのではないか?仮想化の下にすべてのストレージを配置してしまえば、サーバは仮想化装置さえ見ていれば良いのだから、オンラインでのディスク追加が可能となるに違いない。仮想化を入れるメリットはそれくらいかな。